ニッケル亜鉛合金メッキは、別名・ジンロイと呼ばれ、ニッケル分を10~18%で5μのメッキ膜厚上に有色クロメート処理をしたものは、塩水噴霧試験で 2000時間以上でも赤錆が発生しません。
また、8μの皮膜に有色クロメートを施した場合、複合サイクル試験で100時間以上の優れた耐食性があります。
ニッケル亜鉛合金メッキの特徴
- 比較的複雑な形状の品物に対して均一な膜厚がえられます。
- 中性の使用環境では亜鉛が不動体化するため極めて良好な耐食性を発揮します。
- 耐熱性に優れています。
- 後処理としてクロメート皮膜を形成できるため、他の処理に比べ非常に防錆効果が高い。
- 二次加工性に優れています。また、加工後の耐食性も優れています。
ニッケル亜鉛合金メッキの外観
クロメート (黄金色、虹色) | |
光沢クロメート (青銀白色) |