鉄亜鉛合金メッキは、高耐食性を誇る防錆メッキで、ストロンジンクとも呼ばれています。平均膜厚5μのメッキに有色クロメートを施したものは塩水噴霧試験で赤錆発生まで2000時間以上という極めて高い耐食性があります。
鉄亜鉛合金メッキの特徴
- 比較的複雑な形状の品物に対して均一な膜厚がえられます。
- 中性の使用環境では亜鉛が不動体化するため極めて良好な耐食性を発揮します。
- ジンケート浴なので、メッキ皮膜が柔らかい。
- 後処理としてクロメート皮膜を形成できるため、他の処理に比べ非常に防錆効果が高い。
- 他の合金メッキ処理に比べ、低コストで処理ができます。
- 二次加工性に優れています。
鉄亜鉛合金メッキの外観
クロメート (黄金色、虹色) | |
黒クロメート (黒色) |